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コラム

日が短くなる10月こそ要注意|ご高齢者の転倒を防ぐ住まいと体のケア

10月は高齢者の転倒予防が大切な季節です

10月に入り、朝晩はすっかり涼しくなりました。過ごしやすい季節になりましたね。一方で、日が暮れるのが早くなり、体もこわばりやすくなります。そのため、この時期は高齢者の転倒が起こりやすい季節でもあります。だからこそ、今の時期から高齢者の転倒予防を意識しておきたいところです。

ちなみに10月10日は「転倒予防の日」。ご高齢の方にとって、転倒は決して小さな出来事ではありません。骨折をきっかけに、介護が必要な状態につながることもあるからです。消費者庁によると、高齢者の転倒事故の約半数は、住み慣れた自宅で起きています。

今回は、秋に転倒が増えやすい理由と、ご自宅でできる高齢者の転倒予防のポイントをご紹介します。

① 日暮れが早くなり、足元が見えにくくなる

10月は夏に比べて1時間以上も日の入りが早くなります。夕方の薄暗い時間帯は、段差や床に置いた物が見えにくくなります。さらに、年齢とともに暗さに目が慣れるまでの時間も長くなります。だからこそ、明るさへの配慮が大切です。

【対策】

  • 夕方は早めに照明をつける→ 「少し暗いかな」と感じる前に明かりをつける習慣を。特に廊下・玄関・階段は早めの点灯がおすすめです。
  • 寝室からトイレまでの動線に足元灯を→ 夜間のトイレは転倒が起こりやすい場面のひとつです。人感センサー付きのフットライトなら、スイッチを探す必要もありません。
  • 床に物を置かない→ 新聞、コード、脱いだ衣類、小さなマットなどは、つまずきの原因になります。通り道には何も置かないことを意識しましょう。

② 衣替えの季節は「服」と「履き物」に注意

肌寒くなると、厚手の服や丈の長いズボン、ゆったりした部屋着を出す方も多いと思います。ところが、裾が長すぎる服や脱げやすいスリッパは転倒の原因になります。

【対策】

  • ズボンの裾は足首が見える長さに→ 裾を踏んでつまずくことがないよう、長すぎる場合は裾上げを。
  • 室内はかかとのある履き物を→ かかとのないスリッパは脱げやすく、すり足になりがちです。かかとまで包む室内履きや、滑り止め付きの靴下がおすすめです。
  • 着替えは座って→ 片足立ちでズボンや靴下をはく動作は、ふらつきやすい場面です。椅子やベッドに腰かけて着替えましょう。

③ 冷えによる体のこわばりが「つまずき」を招く

気温が下がると血行が悪くなり、筋肉や関節がこわばりやすくなります。特に足首や股関節が硬くなると、つま先が上がりにくくなります。その結果、わずかな段差でもつまずきやすくなるのです。朝起きてすぐや、長く座っていた後の立ち上がりは特に注意が必要です。

【対策】

  • 動き出す前に足首を回す→ 起き上がる前や立ち上がる前に、座ったまま足首をゆっくり回したり、つま先を上げ下げしたりするだけでも、足が動きやすくなります。
  • 立ち上がりは「ひと呼吸おいて」→ 急に立ち上がると、ふらつきや立ちくらみが起こることがあります。座った姿勢で一度落ち着いてから、ゆっくり立ちましょう。
  • 足元を冷やさない→ 靴下やレッグウォーマーで足首を温めておくと、こわばりの予防になります。

④ 「歩く力」を保つことが一番の予防

夏の間に外出を控えていた方は、足腰の筋力が落ちていることがあります。秋は気候もよく、体を動かすにはぴったりの季節です。無理のない範囲で、少しずつ「歩く力」を取り戻していきましょう。

【対策】

  • 椅子につかまってかかと上げ→ 椅子の背やテーブルにつかまり、かかとをゆっくり上げ下げします。ふくらはぎが鍛えられ、歩く時の蹴り出しが安定します。
  • 日中の明るい時間に短い散歩を→ 1日10分程度からでも十分です。日の光を浴びることで生活リズムも整い、夜の眠りにもよい影響があります。散歩前後の簡単な体のケアは「お散歩が楽しくなる下半身ケア」でもご紹介しています。
  • 手すりや杖を「遠慮せず」使う→ 「まだ大丈夫」と思わず、手すりや杖は早めに活用を。安心して歩けることが、活動量を保つことにもつながります。

高齢者の転倒予防は毎日の積み重ねから

転倒予防は、特別なことをするよりも「明るさ」「足元」「体の動きやすさ」を毎日少しずつ整えていくことが大切です。また、ご家族の方は歩き方や立ち上がりの様子にも目を向けてみてください。「最近ちょっと危ないかな」と感じたら、早めの声かけが大切です。

関節のこわばりや筋肉の硬さが気になる場合は、かかりつけ医やケアマネジャーに相談してみるのもひとつの方法です。訪問マッサージでは、ご自宅で筋肉や関節をやわらげる施術を受けられます。しかも、医師の同意があれば健康保険の対象となります。りす訪問マッサージは武蔵野市・三鷹市を中心に、ご自宅への訪問施術をおこなっています。

気温差による体調の変化については、先月の記事「秋の健康管理|高齢者が気をつけたい季節の変わり目の体調不良」もあわせてご覧ください。

秋の過ごしやすい季節を、安心して、元気にお過ごしいただけることを願っています。

📞 りす訪問マッサージ:0120-257-034(受付時間 9時〜18時)

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