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コラム

訪問マッサージ師目線での在宅医療のあれこれ

皆さんこんにちは!今回は、日頃から私たちがお伺いしている患者さんが受けている「在宅医療」についてお話ししたいと思います。在宅医療とは、病院にご入院する事なくご自宅で診療や看護を受けることです。ご本人とご家族がどのような医療を求めるのかという意向、それに伴うメリットとデメリット等を踏まえて訪問医と看護師、ケアマネジャーと話し合い決定します。

医療機関との連携

まず、在宅医療では当然のことながら医療機関との連携が非常に重要です。在宅療養を始める前には、主治医や看護師、ケアマネジャーなどと相談して、治療計画や必要な設備やサービスを確認しておきましょう。

また、在宅療養中には定期的に医療機関と連絡を取り合って、症状や体調の変化を報告しましょう。万が一の場合には、すぐに救急対応ができるように、電話番号や住所などを控えておくことも大切です。

自己管理

次に、在宅医療では自己管理が求められます。在宅療養中は、自分の体調や生活習慣に気を付けることが必要です。例えば、薬の服用や食事の管理や排泄や入浴のサポートなどです。これらのことは、自分でできる範囲で行うことが望ましいですが、必要に応じてケアマネジャーと相談し訪問看護や訪問介護などの介護サービスを利用しましょう。また、適度な運動やリハビリも大切です。訪問リハビリテーションをケアプランに取り入れたり、私たち訪問マッサージ師も筋力や関節可動域を保つためにマッサージやストレッチなどを行うことで関わりを持たせて頂きます。

心理的なケア

最後に、在宅医療では心理的なケアも忘れてはいけません。ご自宅で過ごすにあたり孤立感や不安感を抱くことがあります。特に新型コロナウイルス感染症の影響で外出制限や人との接触を避けることが未だに求められています。これらのことは精神的なストレスになります。そこで、在宅療養中でも可能な限り社会的なつながりを保つことが大切です。例えば、無理のない範囲でデイサービスを利用したり、電話やメールなどで友人や親戚と連絡を取ったりすることです。またWEBカメラを利用して対面で会話することもおすすめです。以前、ご友人と毎日定期的に交流を持たれている90代の方もおられました。また、訪問マッサージ師や他の訪問サービスのスタッフとも会話を楽しみましょう。私たちはただマッサージをするだけではなく、患者さんの話し相手や心の支えにもなりたいと思っています。


最後に

以上、訪問マッサージ師目線での、在宅医療のあれこれについてお話ししました。在宅医療は、自分のペースで自宅で過ごすことができる素晴らしい選択肢です。病院と同等の医療を受けられるレベルに達しているとも言われていますが、注意点や工夫も必要です。私たち訪問マッサージ師も在宅療養中の患者さんやご家族のお役に立てるように、日々努力しています。もし、訪問マッサージに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。それでは、またお会いしましょう。

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