6月に入り、じめじめとした梅雨の季節が本格的に始まりました。外に出るのもおっくうになりがちなこの時期、「足がパンパンに張っている」「靴がきつく感じる」「なんだか体がだるい」という声をよく耳にします。実はこれ、梅雨特有の気候が引き起こす「むくみ」のサインかもしれません。
なぜ梅雨の時期はむくみやすいの?
むくみとは、体内の余分な水分が皮膚の下にたまった状態のことです。梅雨の時期にむくみやすくなる理由は、大きく3つあります。
① 気圧の低下 低気圧が続くと、体の組織がわずかに膨らみやすくなります。血管やリンパ管への圧迫が減るため、余分な水分が体内にたまりやすくなります。
② 湿度の上昇 湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなります。本来であれば汗として排出されるはずの水分が体内に残り、むくみにつながります。
③ 運動不足 雨の日が続くと、どうしても外出が減り体を動かす機会が少なくなります。筋肉を動かすことで促されるリンパや血液の流れが滞り、むくみが起きやすくなります。

むくみが病気のサインである場合も
むくみは必ずしも「疲れ」や「運動不足」だけが原因ではありません。以下のような病気が背景にある場合もあります。気になる症状がある場合は、早めにかかりつけ医にご相談ください。
心臓の病気(心不全など) 心臓のポンプ機能が低下すると、血液がうまく循環せず、足や足首にむくみが出やすくなります。息切れや疲れやすさを伴う場合は要注意です。
腎臓の病気(腎不全など) 腎臓の機能が低下すると、余分な水分や塩分をうまく排出できなくなり、全身にむくみが広がることがあります。
肝臓の病気(肝硬変など) 肝臓の機能が低下すると、血液中のたんぱく質(アルブミン)が減少し、水分が血管の外に漏れ出してむくみが生じます。お腹が張る感じを伴うこともあります。
甲状腺の病気 甲状腺の機能が低下すると、代謝が落ちてむくみが出やすくなります。顔や手足がむくむことが多く、疲れやすさや体重増加を伴う場合もあります。
静脈・リンパの病気 足の静脈やリンパの流れが滞ることでむくみが生じます。片方の足だけがむくむ場合は特に注意が必要です。

このような症状がある場合は、梅雨の影響だけとは言い切れません。自己判断せず、かかりつけの先生にご相談されることをおすすめします。
自宅でできるむくみ対策
病気由来でないむくみの場合、自宅でできる簡単なケアが効果的です。無理のない範囲で、毎日少しずつ続けることが大切です。
① 足首回し 椅子に座ったまま、足首をゆっくり内側・外側に回します。1日に数回、左右それぞれ10回ずつ行うだけで、足先の血流が改善されます。
② 足の上げ下げ 椅子に座ったまま、両足を交互にゆっくり上げ下げします。太ももの筋肉を使うことで、全身の血流が促されます。
③ 水分をこまめに摂る 「むくんでいるから水を控えよう」と思いがちですが、実は逆効果です。水分が不足すると体が水分を溜め込もうとするため、こまめに水や白湯を飲む習慣をつけましょう。ただし、医師から水分制限を指示されている方はその指示に従ってください。
④ 塩分を控えめに 塩分の摂りすぎは体内に水分を引き留める原因になります。梅雨の時期は特に、薄味を心がけると効果的です。
マッサージがむくみに効果的な理由
マッサージによる適切な刺激は、血液やリンパの流れを促進します。滞っていたリンパが流れることで、余分な水分や老廃物が排出されやすくなり、むくみが和らぎます。
ただし、病気が原因のむくみに対してマッサージを行う場合は、必ず医師の指示に従うことが大切です。心臓や腎臓の病気によるむくみは、むやみにマッサージをすることで体に負担をかける場合があります。かかりつけ医の同意のもとで、専門のスタッフが適切にケアをさせていただきます。
「体を動かすことが難しいので、自分ではケアが難しい……」とお感じの方にこそ、訪問マッサージをお役立ていただければ嬉しいです。ご自宅にいながら、専門のスタッフがしっかりとケアをさせていただきます。
梅雨を元気に乗り越えましょう
じめじめとした季節は、体だけでなく気持ちも重くなりがちです。でも、小さなケアを積み重ねることで、体は少しずつ楽になっていきます。気になる症状がある場合はまずかかりつけの先生にご相談いただき、安心して毎日を過ごせるようにしていきましょう。
皆さまが梅雨の季節も笑顔で過ごせますよう、りす訪問マッサージはいつも応援しています。
りす訪問マッサージについて 武蔵野市・三鷹市・小金井市・西東京市・杉並区・練馬区を対象に、ご自宅への訪問マッサージを行っています。医師の同意書があれば医療保険が適用されます。ご不明な点はお気軽にご相談ください。
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