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コラム

梅雨どきの食欲不振にご注意を|夏バテを防ぐ食事と体のケア

今年は雨が少ないと思いきや、ここへ来て長雨となっている今日この頃です。

梅雨らしい鬱陶しさを感じる時期ですが、サッカーのワールドカップも始まり、日本代表の活躍に期待が高まりますね。連日の熱戦に睡眠不足の方もいらっしゃるかもしれません。

そんな楽しみの多い季節ですが、一方で「なんだか食欲がわかない」「あっさりしたものばかり食べてしまう」——そんな日が増えていませんか?今年は雨が少なめな分、気温の上がり下がりが大きく、朝晩と日中の寒暖差を感じやすい日が続いています。こうした時期は、体が気づかないうちに疲れをためこみ、食欲が落ちてしまうことがあります。実はこれ、夏バテの前ぶれかもしれません。


なぜ梅雨の時期に食欲が落ちるの?

食欲不振にはいくつかの理由が重なっています。

① 自律神経の乱れ
気温や気圧の変化が大きいと、体温や内臓のはたらきを調整している自律神経に負担がかかります。自律神経が乱れると胃や腸の動きが鈍くなり、食欲がわきにくくなります。

② 冷たいものの摂りすぎ
蒸し暑い日が続くと、つい冷たい飲み物やアイスに手が伸びがちです。冷たいものは胃腸を直接冷やし、消化のはたらきを弱めてしまいます。

③ 湿度による体のだるさ
湿度が高いと汗がうまく蒸発せず、体に熱がこもりやすくなります。体がだるく感じると、食事の準備や食べること自体がおっくうになってしまいます。

特にご高齢の方は、もともと食が細くなりやすく、この時期の食欲不振から栄養不足や脱水につながることもあるため、注意が必要です。


自宅でできる食欲不振の対策

無理なく続けられる食欲不振にならない工夫をご紹介します。

① 少量をこまめに食べる
一度にたくさん食べられないときは、1日3食にこだわらず、少しずつ回数を分けて食べるのがおすすめです。おにぎりやヨーグルト、果物など、手軽につまめるものを用意しておくとよいでしょう。

② 温かいものを取り入れる
冷たいものばかりではなく、温かいスープやお味噌汁を一品加えるだけで、胃腸が落ち着き消化が助けられます。

③ 香りや酸味で食欲を引き出す
梅干し、お酢、しょうが、みょうが、青じそなど、さっぱりとした香りや酸味のある食材は食欲を刺激してくれます。

④ 水分をこまめに摂る
食欲がないときほど、知らないうちに水分が不足しがちです。食事から摂る水分が減るため、お茶や白湯をこまめに飲むよう心がけましょう。


マッサージと消化機能の関係

マッサージには、自律神経を整える働きがあります。体に適切な刺激を与えることで、緊張していた筋肉がゆるみ、副交感神経が優位になります。副交感神経は「休息と消化」をつかさどる神経で、これが働くことで胃腸の動きが活発になり、食欲の回復が期待できます。

また、血流が改善されることで全身のだるさが和らぎ、「動くのもおっくう」という状態から少しずつ抜け出しやすくなります。体が軽くなると気持ちにも余裕が生まれ、食事を楽しむゆとりが戻ってきます。

「食欲がなくて元気が出ない」という時期こそ、体をやさしくほぐして循環を整えてあげることが、回復への近道になります。


自分でできる!胃腸を整えるセルフマッサージ

食欲不振のときは、お腹や手のツボをやさしく刺激することで、胃腸のはたらきを助けることができます。座ったままでもできる簡単な方法をご紹介します。

① お腹の「の」の字マッサージ
手のひらをおへその上に当て、時計回りに「の」の字を描くようにゆっくりさすります。腸の動きと同じ方向に刺激することで、消化を助けます。痛くない程度の優しい力で、5〜10回ほど繰り返しましょう。

② 足の「足三里(あしさんり)」を押す
ひざのお皿の外側の下、指4本分ほど下がったところにあるツボです。胃腸の調子を整える代表的なツボで、親指でゆっくり5秒押して離す、を5回ほど繰り返します。

③ 手の「合谷(ごうこく)」を押す
手の甲側、親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみにあるツボです。胃腸の不調だけでなく、全身の疲れにも良いとされています。反対の手の親指で、心地よい強さで押しましょう。

いずれも、食後すぐは避け、リラックスできるときに行うのがポイントです。強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じる程度にとどめてください。


こんな症状があれば注意を

一時的な食欲不振であれば心配いりませんが、次のような場合は、体の病気が隠れていることもあります。

  • 食欲不振が2週間以上続いている
  • 短期間で体重が大きく減った
  • 吐き気や腹痛、発熱を伴う
  • 飲み込みにくさを感じる
  • 便の色がいつもと違う(黒い・白っぽいなど)

こうした症状がある場合は、夏バテと決めつけず、早めにかかりつけの先生にご相談ください。特にご高齢の方は、食欲不振が脱水や体力の低下につながりやすいため、周りの方が様子に気を配ってあげることも大切です。


りす訪問マッサージについて

武蔵野市・三鷹市・小金井市・西東京市・杉並区・練馬区を対象に、ご自宅への訪問マッサージを行っています。医師の同意書があれば医療保険が適用されます。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

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