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マッサージ

寝ていててもできる!ぜひやってほしい運動5選

在宅療養をされている方々は不活発や寝たきり状態の方が少なくありません。
長期間ベッド上で過ごしたり、運動量が少なかったりする状態が続くと、「廃用症候群」という状態になりやすく、筋肉や骨格、循環器系などの身体機能が低下していき進行度合いによっては生命に危険が及ぶこともあります。
廃用症候群は、体力・筋力の低下、関節拘縮を起こしやすく、循環器系の機能低下、骨粗鬆症、肺炎、褥瘡(じょくそう)などの合併症も懸念されます。またい一度このサイクルに陥ると回復することがなかなか難しくなってしまいます。

廃用症候群の予防法として、適度な運動が挙げられます。簡単な運動でも積み重ねで筋肉の衰えを防ぎ、関節の可動域を広げることができます。できれば早期に起き上がったり歩いたりする機会を持つことも重要です。身体全体を動かすことで、関節の動きや筋力を維持することが出来ます。

それでも、寝ている時間が長い方へこれだけはしてほしい運動を5つご紹介します。

上半身

1 あおむけで両手を組みます。組んだ手を挙げて頭の上へ移動して肩回りを伸ばします。
呼吸をしながら20秒×2セット

2 腕を横に広て肘をおり手でグーをつくります。そして前方へ伸ばします。
10回×2セット

下半身

3 両膝を立てます。片足だけを伸ばしてキープして下さい。これを交互に行います。
左右10秒×2セット

4 両膝を立てます。おしりを持ち上げて5秒とめてゆっくりとおろします。
5回×2セット

5 両膝を立てます。立てた膝を左右に倒します。
左右5回づつ倒す

以上がベッドで寝たままおこなって頂きたい運動5選です。
ポイントは継続することですので、無理のない範囲で続けて頂ければと思います。

また、マッサージも廃用症候群の予防に役立ちます。マッサージにより筋肉が刺激され、血流が促進されることで筋肉の衰えを防ぐことができます。筋肉の緊張がほぐれて関節の可動域を広げることも期待できます。ただし適度な強さで行うことが重要なので、わからなければ私たち専門家へご相談頂ければと存じます。

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