訪問マッサージの対象となる方々は、歩行が難しいく、身体に関節の拘縮や筋肉の麻痺のある方となります。 およその場合、下肢の筋力が低下をして日常生活動作の低下や廃用症候の方が多く見られるのですが、訪問マッサージサービスと並行し、運動療法を行うことで身体機能の維持及び向上を図ることが出来ます。より筋肉を動きやすくし、関節可動域も向上させた上で運動療法を行うと相乗効果で質の高い運動療法になります。中長期的にみても体への変化は顕著に表れると思います。
質と量に影響
下肢筋力を向上させるために行うスクワットや歩行訓練の前に念入りにマッサージをおこなってから訓練に入ることで、身体の動き自体も変わるので質と量に影響がでてくるでしょう。足関節のも動きやすくなり筋肉の柔軟性を高めたうえで行なうことはパフォーマンス自体を高めてくれます。
このように運動療法の前にマッサージをおこなうことにより、運動の質を高めてADL(日常生活動作)を効率的に向上させることが図れるのです。